2011年 09月 04日
太陽光発電 |
19.6%
「原発をなくして自然エネルギーへ」、福島第1原発の事故を経験すると、こんな声が大きくなるのは当たり前でしょう。酔っ払いも、原発があっては平和に酔っ払えない。しかも、福井は日本一原発が集中しているとんでもないところ、そんなことを考えて酔っ払っていると、岐阜県のある業者から太陽光発電設置の営業電話がかかってきました。「話だけでも」というので日曜日の酔っ払いタイムの前に説明を聞くことにしました。営業の〇〇氏から、ただいまキャンペーン中で、通常では出せない価格で太陽光発電の設備を購入することができる。しかも、エコキュートと組み合わせると節電・光熱費削減効果が絶大、と力を込めて説明されます。「節電の時代にオール電化はないやろ。」と酔っ払いは反撃しますが、「自分で発電するのだからOK]と言われ、不本意ながら納得してしまいます。エコキュートを差し上げるような格好になるので「ぜひ見積もりを」と言うので1週間後の昨日、その見積もりを持ってきてもらいました。
たしかに太陽光発電が約300万円、エコキュートが約100万円、合わせて約400万円から約100万円の値引きをしてたしかにエコキュート分をただにしてもらったような形になっています。そして、1ヶ月約20000円の経費節減試算に対して、毎月約20000円の支払いで、負担なく太陽光発電とオール電化を導入することができるなんとも酔っ払える話でした。「考えてみるわ。」、と言って〇〇氏を引き取らせたあとで気になっていた点を検証しました。気になっていたのは、なぜか設備投資費用の償還がローンを前提にしていること。そして、1ヶ月の返済額は見積書に書いてあるのですが、利率がどこを見ても書いていないこと。その答えは、簡単な計算で明らかになりました。なんと1ヶ月あたりの支払い金額を15年間支払ったときの支払い総額は、19.6%もの利率になります。支払い総額で80万円近く増えるのです。約100万円のエコキュートを差し上げたと言っておいて、その分はしっかりと利息で取り戻すことになっているのです。
太陽光発電で発電した電気を電力会社が高めに買い取ることと、オール電化による経費削減は本当でしょう。しかし、そのことを利用して、法定金利の最高に近い金利でその設備を売りつけ、国民の節電意識と脱原発の世論を逆手にとって一儲けしようとする営業に乗るわけにはいきません。ただ、酔っ払いには無理ですが、現金の一括払いで導入することができれば本当に得になるでしょう。他で低金利でローンを組むという手もあります。「現金で買うわ」といったら〇〇氏はどんな顔をするでしょうか。想像しただけで酔っ払えます。「甲子園の年間指定席を持ってきたら買うてもええで。」と言ってみたい酔っ払いでした。
「原発をなくして自然エネルギーへ」、福島第1原発の事故を経験すると、こんな声が大きくなるのは当たり前でしょう。酔っ払いも、原発があっては平和に酔っ払えない。しかも、福井は日本一原発が集中しているとんでもないところ、そんなことを考えて酔っ払っていると、岐阜県のある業者から太陽光発電設置の営業電話がかかってきました。「話だけでも」というので日曜日の酔っ払いタイムの前に説明を聞くことにしました。営業の〇〇氏から、ただいまキャンペーン中で、通常では出せない価格で太陽光発電の設備を購入することができる。しかも、エコキュートと組み合わせると節電・光熱費削減効果が絶大、と力を込めて説明されます。「節電の時代にオール電化はないやろ。」と酔っ払いは反撃しますが、「自分で発電するのだからOK]と言われ、不本意ながら納得してしまいます。エコキュートを差し上げるような格好になるので「ぜひ見積もりを」と言うので1週間後の昨日、その見積もりを持ってきてもらいました。
たしかに太陽光発電が約300万円、エコキュートが約100万円、合わせて約400万円から約100万円の値引きをしてたしかにエコキュート分をただにしてもらったような形になっています。そして、1ヶ月約20000円の経費節減試算に対して、毎月約20000円の支払いで、負担なく太陽光発電とオール電化を導入することができるなんとも酔っ払える話でした。「考えてみるわ。」、と言って〇〇氏を引き取らせたあとで気になっていた点を検証しました。気になっていたのは、なぜか設備投資費用の償還がローンを前提にしていること。そして、1ヶ月の返済額は見積書に書いてあるのですが、利率がどこを見ても書いていないこと。その答えは、簡単な計算で明らかになりました。なんと1ヶ月あたりの支払い金額を15年間支払ったときの支払い総額は、19.6%もの利率になります。支払い総額で80万円近く増えるのです。約100万円のエコキュートを差し上げたと言っておいて、その分はしっかりと利息で取り戻すことになっているのです。
太陽光発電で発電した電気を電力会社が高めに買い取ることと、オール電化による経費削減は本当でしょう。しかし、そのことを利用して、法定金利の最高に近い金利でその設備を売りつけ、国民の節電意識と脱原発の世論を逆手にとって一儲けしようとする営業に乗るわけにはいきません。ただ、酔っ払いには無理ですが、現金の一括払いで導入することができれば本当に得になるでしょう。他で低金利でローンを組むという手もあります。「現金で買うわ」といったら〇〇氏はどんな顔をするでしょうか。想像しただけで酔っ払えます。「甲子園の年間指定席を持ってきたら買うてもええで。」と言ってみたい酔っ払いでした。
by nskr32000
| 2011-09-04 22:45
| ぼやき