2012年 11月 23日
金関行動 |
とん汁
毎週金曜日に首相官邸前で「脱原発」を呼びかける「金官行動」が行われ、毎回数万人の人が集まっていることは誰でも知っている。そして、あまり知られていないが、酔っ払いが管を巻く福井県でも、7月から毎回金曜日に金官行動を行っている。ただし福井の場合は、関西電力のなんとかという部署が入っているビルの前で行っているので、「金関行動」と呼ばれている。この金関行動に、酔っ払いもたまに参加するのだが、アルコールなしで酔っ払うことができるのだ。
今日は金曜日ではあるが休日で、しかも天気も悪いので参加者が集まるか心配であった。酔っ払いが少し遅れて16インチの自転車で駆けつけると、案の定、いつもよりは少なめのようだが、レギュラーメンバーはみんな揃っているようだった。
少し経ち、午後7時00分頃になると、とん汁の差し入れが到着した。11月になり、寒さが身にしみるようになってきたところで、参加者の健康を案じた地元の病院院長の奥様が腕をふるって差し入れてくださったそうだ。あまりのおいしさと温かさにおかわりをして、初めてとん汁で酔っ払ってしまった。
今度の総選挙では間違いなく「原発」も大きな争点になることは酔っ払いでもわかる。しかし、消費税増税やTPP同様、「脱原発」を掲げる政党もそれぞれ微妙に言い回しが違うのは困ったものだ。関西電力は、7月に大飯原発3・4号機を再稼動したあと、すぐに8機もの火力発電所を止め、しかも秋になると、「ピーク時でも大飯原発抜きでも電力は足りていた。」と報道されたことなどを考えると、「30年代」とか、「10年後」とか言うのではなく、「『即時脱原発』がもっとも現実的で理想的な選択だろう」と、今度は報道ステーションを見ながら酔っ払った。
おまけ
納税ポスター
今朝、めずらしくJRに乗るために、近くの丸岡駅へ行った酔っ払いは、電車を待つ間に駅舎内にあるギャラリーに目をやって、そこに張られていた多くのポスターを見てひっくり返りそうになった。なんと、坂井市内の中学生に「税に関するポスター」を書かせ、○○税務署長賞などとして張り出していたのだ。「あなたの税でささえる社会」、「税金でみんな笑顔に」など、どれも見事に納税を促す内容ばかりなのだ。「税務署長賞」などとするのだから当たり前のことかもしれないが、世の中、そんなに脱税が横行しているのだろうか。勤労市民の多くは所得税も住民税も給与から天引きされ、国保に加入している人は必死になって高すぎる国保税を分割してでも納めているのが現状で、滞納している人の多くはは失業や倒産などで「払いたくても払えない」人たちなのだ。このポスターは、もしかしてそんな「払いたくても払えない」人に向けた啓発ポスターなのだろうか。滞納ではなく、犯罪としての「脱税」を防ぐためのポスターにはどうしても見えなかった。そして、いくら思い出そうとしても、酔っ払いは中学生の頃に、直接税や間接税、所得税と住民税などの、税の仕組みのようなものは習ったかもしれないが、税がどのようにして社会を支えているかなどを習ったことを思い出すことができない。いまの中学生は、そんなに詳しく税について勉強しているのだろうか。ポスターに描いてあるキャッチコピーを自分の言葉で説明できるのだろうか。いや、これは中学生のうちに納税意識を高め、「払いたくても払えない人」を社会悪にしようとする税務署のたくらみに教育委員会が加担したに違いない、と朝から酔っ払ってしまった。
毎週金曜日に首相官邸前で「脱原発」を呼びかける「金官行動」が行われ、毎回数万人の人が集まっていることは誰でも知っている。そして、あまり知られていないが、酔っ払いが管を巻く福井県でも、7月から毎回金曜日に金官行動を行っている。ただし福井の場合は、関西電力のなんとかという部署が入っているビルの前で行っているので、「金関行動」と呼ばれている。この金関行動に、酔っ払いもたまに参加するのだが、アルコールなしで酔っ払うことができるのだ。
今日は金曜日ではあるが休日で、しかも天気も悪いので参加者が集まるか心配であった。酔っ払いが少し遅れて16インチの自転車で駆けつけると、案の定、いつもよりは少なめのようだが、レギュラーメンバーはみんな揃っているようだった。
少し経ち、午後7時00分頃になると、とん汁の差し入れが到着した。11月になり、寒さが身にしみるようになってきたところで、参加者の健康を案じた地元の病院院長の奥様が腕をふるって差し入れてくださったそうだ。あまりのおいしさと温かさにおかわりをして、初めてとん汁で酔っ払ってしまった。
今度の総選挙では間違いなく「原発」も大きな争点になることは酔っ払いでもわかる。しかし、消費税増税やTPP同様、「脱原発」を掲げる政党もそれぞれ微妙に言い回しが違うのは困ったものだ。関西電力は、7月に大飯原発3・4号機を再稼動したあと、すぐに8機もの火力発電所を止め、しかも秋になると、「ピーク時でも大飯原発抜きでも電力は足りていた。」と報道されたことなどを考えると、「30年代」とか、「10年後」とか言うのではなく、「『即時脱原発』がもっとも現実的で理想的な選択だろう」と、今度は報道ステーションを見ながら酔っ払った。
おまけ
納税ポスター
今朝、めずらしくJRに乗るために、近くの丸岡駅へ行った酔っ払いは、電車を待つ間に駅舎内にあるギャラリーに目をやって、そこに張られていた多くのポスターを見てひっくり返りそうになった。なんと、坂井市内の中学生に「税に関するポスター」を書かせ、○○税務署長賞などとして張り出していたのだ。「あなたの税でささえる社会」、「税金でみんな笑顔に」など、どれも見事に納税を促す内容ばかりなのだ。「税務署長賞」などとするのだから当たり前のことかもしれないが、世の中、そんなに脱税が横行しているのだろうか。勤労市民の多くは所得税も住民税も給与から天引きされ、国保に加入している人は必死になって高すぎる国保税を分割してでも納めているのが現状で、滞納している人の多くはは失業や倒産などで「払いたくても払えない」人たちなのだ。このポスターは、もしかしてそんな「払いたくても払えない」人に向けた啓発ポスターなのだろうか。滞納ではなく、犯罪としての「脱税」を防ぐためのポスターにはどうしても見えなかった。そして、いくら思い出そうとしても、酔っ払いは中学生の頃に、直接税や間接税、所得税と住民税などの、税の仕組みのようなものは習ったかもしれないが、税がどのようにして社会を支えているかなどを習ったことを思い出すことができない。いまの中学生は、そんなに詳しく税について勉強しているのだろうか。ポスターに描いてあるキャッチコピーを自分の言葉で説明できるのだろうか。いや、これは中学生のうちに納税意識を高め、「払いたくても払えない人」を社会悪にしようとする税務署のたくらみに教育委員会が加担したに違いない、と朝から酔っ払ってしまった。
by nskr32000
| 2012-11-23 23:12
| 福井の風景