2014年 11月 09日
川内原発 |
署名避け 立ち去るその目 何を見る
休日の今日、所要で福井駅前を通りがかったら、先に紹介した「もう動かすな原発!福井県民署名」実行委員会のみなさんが街頭で署名行動を行っていた。酔っ払いは迷わずに署名をしたが、少し様子を見ていると、実行委員会のみなさんの、「再稼動反対の署名をお願いします。」という呼びかけに応える人もいたが、申し訳なさそうに立ち去る人、バカにしたような顔で立ち去る人、無視して立ち去る人などがいることに気がついた。あの東日本大震災で一度は日本中の原発が止まったが、大飯原発が一時再稼動され、そして今また川内原発が再稼動されようとしている今日、署名のような運動が最も原発を止める力になると考えるのは酔っ払いだけだろうか。
福井駅前から自宅に帰ると夕方まで少し時間があったので竹田のメロディーパークまでゲルマン号を走らせた。思ったとおりに木々が色づいて、酔っ払わせてもらうことができた。
川内原発の再稼動がいよいよ現実味を帯びてきた。規制委の承認のあと、薩摩川内市の市長と鹿児島知事が「早く動かして欲しい」とばかりに「同意」を発表した。鹿児島知事に至っては、「事故が起これば国がしっかりと対応することが明確になった」と言って「やむを得ず」再稼動に同意をするらしい。福島原発事故を見れば、「国がしっかりと・・・」など原発事故の前ではまったく役に立たないということはそれこそ国中に明らかになっている。しかも、政権は代わっているが、今の安部内閣には、「原発事故で死んだ人は一人もいない」などと堂々と言う人がいるのだ。知事がこれほどめでたくては県民はたまったものではない。
母子逃げ 父だけ残る 被災地に
母と子と 父とを分ける 原発が
地域では 賛否を言えぬ 立地県
おまけ
by nskr32000
| 2014-11-09 19:59
| ぼやき